コロナショックで不動産市場はどうなるか?
こんにちは、館山市で不動産会社に勤めている立花です。
このブログでは、館山市のことや不動産業界の話を中心に、記事を作成していきたいと思います。
宜しくお願いします。
さて、今回はコロナで不動産業界にどういった影響を与えているかについて書いてみます。
コロナショックで中古マンションの販売が激減
まずは、中古マンションの販売状況です。
東日本不動産流通機構(東日本レインズ)のデータによると、首都圏における2020年4月から6月の中古マンションの成約件数は、全ての築年帯で前年同期比2割から4割台の大幅な検証となっています。
特に、築11年から15年の成約件数は、4割を超える減少となっており、コロナショックでマンションの買い控えが起こっているのがわかります。
リーマンショックとの比較
この新型コロナウイルスによって経済が大打撃を受けていることは周知の事実ですが、過去の事例と比較してみたいと思います。
経済への大打撃といえば、やはり記憶に新しいのがリーマンショックですよね。
リーマンショックが起こった際には、不動産価格は1年ほどかけて約20%下落しました。
20%の下落ということは、1億円だった物件価格が1年間で2千万円値下がりして、8千万円になるということです。
たった1年間でここまで下落するというのは、とても衝撃的ですね。
コロナの影響は長期に渡ることが予想されるので、リーマンショックの時よりも不動産価格が下がる可能性があります。
今後も不動産市場の様子をレポートしていきますね。